トップ
会長挨拶
開催概要
日程表・プログラム
演題登録
参加者・発表者の皆様へ
参加登録
リンク











〒105-0001
東京都港区虎ノ門2-2-5
共同通信会館4F
株式会社インターグループ内
TEL:03-5549-6911
FAX:03-5549-3201
Email:
peg26@intergroup.co.jp

第26回PEG・在宅医療学会学術集会開催のご案内  その2

 第一報では金沢での集合型開催への憧れを表明しました。しかし今、完全オンラインへの転換を決意いたしました。Withコロナで社会を回していこうと言うのは分かりますが、私ども医療介護職が陽性になれば、病院機能は止まってしまいます。日本中に仲間(会員)がいる本学会の成り立ちを考えれば、全国津々浦々どこからでもご参加いただきたい(自院でクラスターが発生したとしても!)。モニター上ではありますが、リアルタイムでの意見交換を楽しもうではありませんか。
 今回のメインテーマ「快適なPEG栄養をめざして」は、「PEGで栄養を受けることは元気になるし、気持ち良いことだ」と社会の風向きを変えるべく掲げました。胃瘻手術が安全に成功し、栄養剤もスムーズに体になじみ、管理に習熟したスタッフに囲まれて地域(在宅や施設)に船出する。こんな船旅が快適でないはずはありません。でも、それを下支えする私どものスキルの高さと言ったら、並大抵ではありません。その高いスキル(手技・ケア・栄養・リハ・連携・QOL・人権)を追求すべく、議論しまくりましょう。
 まず、特別企画はシンポジウム1「快適なPEG栄養をめざして」。学会メインテーマの主旨そのものです。シンポジウム2「胃瘻造設の手技の工夫と安全性」。造設技術は完成したのか、合併症は克服されたのかを改めて問います。ワークショップ「胃瘻栄養と経口摂取は本当に相容れるか」。胃瘻栄養がうまくいくと、次は「口から食べたい」が人間の欲求です。恒例のPEGチーム医療委員会企画は「多職種でPEG在宅医療の未来を語ろう」。当委員会で委員長を長年つとめて参りましたので、思い入れを大目にみてやって下さい。良い企画にしたいと思います。そして、メインテーマと最高に共鳴し合う特別講演をご用意いたしました。世論の風潮に流されるような「物差し」ではなく、生きていくことをもっと肯定するような何かが必要なのだと考え、本邦におけるQOL(Quality of life)研究の第一人者、中島孝先生をお呼びして「真のQOL」を皆様と学びたいと思います。ひとりひとりの人権を保障する確固たる考えを、私どもがぶれずに持ち続けることが「QOLの高い、快適なPEG栄養」を実現することになるのだと信じます。
 完全Webでどこまでやれるか、やってみたいと思います。会員の皆様も、企業の皆様ともWin-Winになれるような学会運営を目指します。どうかよろしくお願いいたします。

第26回PEG・在宅医療学会学術集会開催のご案内  その1

 来る2022年9月10日に第26回学術集会を開催させて頂くことになりました。1年延期となった第25回鈴木裕会長の熱い想いにほだされ東京まで引っ張り出されましたが、やはり学会はリアル開催に限る!と思い至りました。開催時期にはコロナ禍がどうなっているか分かりませんが、ぜひ皆様に金沢にお越し頂きたいと願っております。
 学会テーマである「快適なPEG栄養をめざして」は、故・門田俊夫先生が編集された日本最初の教科書(1996年)において、PEG:経皮内視鏡的胃瘻造設術 長期管理の章を担当させていただいた時のタイトルですが、共同執筆者である上野文昭前理事長からお褒めの言葉をいただき大変励みになったことを今でも良く憶えています。後に曽和融生前理事長が監修された「PEG栄養」が発刊された時(2004年関西PEG・栄養研究会)、この語も市民権を得たのだと感無量でした。「快適なPEG栄養」を書いた当時は、PEGカテーテルを知り尽くし、カテーテルトラブルを未然に防ぐ、瘻孔部感染をなくし、瘻孔を末永く使っていくこと、そして下痢・嘔吐なく適正な栄養管理が行われることだと思いました。それは今でも正しいのですが、それだけでPEG栄養を受ける方々が胸を張って生きていけるかというとそうではない。いわゆる胃ろうバッシングは、私ども医療者の思慮の浅さに対する批判だったのかもしれないが、実際の被害を受けたのは胃ろうを受ける当事者の方々だったのではないでしょうか。胃ろうの恩恵を受ける方々が、肩身の狭い思いをしないためには、世論のコントロールを受けるような「物差し」ではなく、もっと生きていくことを肯定するような何かが必要なのだと考え、特別講演に本邦におけるQOL(Quality of life)研究の第一人者、中島孝先生をお呼びして人々の幸せにつながる「真のQOL」を会員の皆様と学びたいと思います。ひとりひとりの人権を保障する確固たる考えを、私どもがぶれずに持ち続けることが、「QOLの高い、快適なPEG栄養」をめざすことになるのだと信じます。
 第6回HEQ研究会として故・磨伊正義先生が会長をつとめられてから21年ぶりの金沢開催です。前回を振り返ると、施行後まもない介護保険や瘻孔管理、在宅管理とインフラ整備といった当時最先端のトピックスでしたが、今回は20年の荒波を乗り越えて行き着くべき、人間と医療の幸せな関係が共鳴し合う交響楽を皆様と奏でたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

第26回PEG・在宅医療学会学術集会
学術集会会長 小川 滋彦
(小川医院 院長)